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「ノートパソコンが遅い・固まる」修理依頼

メモリやディスクの使用率が頻繁に100%にタッチしている状態

お客さまから「使用しているノートパソコンが遅くて、固まる」という事で、修理依頼を受け付けました。

パソコンのモデルは『DELL Vostro 3500』です。

パソコンを起動しタスクマネージャーを見てみると、メモリやディスクの使用率が頻繁に100%にタッチしている状態でした。

特に負荷を掛けていたのが、以下のプロセス↓

  • Antimalware Service Executable(Windows Defenderによるウィルス検出処理)
  • 検索(パソコン内を検索するためのインデックス作成処理)
  • Widgets.exe(ニュースなどをウィジェット表示するWindows11の新機能)
  • SupportAssistAgent(DELLのパソコンにインストールされているパソコンの不具合を監視するソフト)

同様の症状をネットで調べてみると、プロセスを無効化したり優先度を下げる対処法が紹介されていました。

しかし、それらを行っても一時的に良くなるだけで、Windows Updateのタイミングなどでまた再発する可能性が高いです。

根本的に問題を解決する必要があります。

とはいえ、難しい話ではありません。

メモリを増設すれば良いだけです。

このパソコンの搭載メモリは『4GB』

数年前であれば4GBのメモリでも問題ありませんでしたが、最近はウィルスチェックなどが負荷の大きいリアルタイムで行われています。

さすがに4GBでは力不足。

最低でも8GBのメモリは欲しいところです。

早速、8GBのメモリを購入して増設。

これで搭載メモリは12GBとなりました。

あとは再起動して、プロセスが処理するまで丸一日くらいパソコンを起動したまま放置します(処理が終わるまでメモリやディスクが一時的に100%にタッチすることがあります)

タスクマネージャーで使用率が落ち着いたのを確認して、作業終了です。

これで、あと5年はこのノートパソコンを使い続けることができるでしょう。

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児玉 和基

宮崎市在住、フリーのITエンジニアです。ウェブサイト制作がメイン業務。当ブログのテーマは自作したものです。